今回はカーディガンのような着心地で実に動きやすく、それでいてスタイリッシュなニットジャケットを作る「Favorknits(フェイバニッツ)」代表の市勢善浩さんに、そのモノづくりのこだわりについてをたっぷり伺ってきました。
Favorknitsのニットジャケットが他と大きく異なる点、それは反物を裁断してパーツを切り出すのではなく、それぞれのパーツを編機で編んでいるということ。
その利点は、
◎裁断しないので端材が出ない。つまり廃棄原料をつくらないモノづくりなんですね。通常の生産工程では、約20〜30%の裁断ロスが出てしまうそうです。
◎編み機で仕立てているので伸縮性が高い。ということは、身につけたときに動きやすいということ。
そして、編み機で仕立てたパーツとパーツをひとつ一つ手作業でループで編むリンキング仕様でつなげているので、縫い代がごわつかず伸縮性もあります。
Favorknitsでは、3次元人体計測システムでミドル世代男性100人を計測。その分析に基づき、S~XLの独自のサイズ設計を開発してます。さらに成型編みを駆使した立体的な仕上がりで、ウエストサイドや背中のカーブにぴったりフィットします。なので、身につけたとき、すっきりと見栄えのするシルエットになるのが特徴です。
世界レベルの技術を誇る新潟県五泉市のニット職人に生産を依頼し、全工程を日本で行うことで、徹底したこだわりを実現した高品質のニットジャケットに仕上げてます。
また、何種類かの色の糸を撚って1本にした、オリジナルカラーの糸を使用してます。そのこだわりっぷりについては、動画でご確認ください。
最後にこの秋冬のニューラインナップと定番のジャケットについて紹介してもらってますんで、お見逃しなく!
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