まるで消音器付きのハンドガンのようなコイツ、これがコードレスで使える高圧洗浄機だと言ったら驚くだろう。スパイサー ポケッタブル高圧洗浄機SWU-1は本体約800gと業界最軽量・最小クラスを誇り、「使いたいけど出し入れや、準備が面倒」という声の聞かれる高圧洗浄機を身近にする、キレイの見張り番なのだ。
写真と文/モノ・マガジン編集部
高圧洗浄機をお持ちの方は多いだろう。あの洗浄力、宣伝で見ると魅力的ですよね。「あら、ウチも一気にキレイにしちゃおう!」ってその気になる。しかし買ってみる、使ってみると、本体の出し入れや使う手順が煩雑で、いつしか物置に仕舞いっぱなし……。つまり、掃除能力は認めるが、使うのが面倒、と感じる人が多いということ。
スパイサー ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1フルセット。価格1万2980円とオネゴロなのもグーです。
今回、編集部が紹介する「スパイサー ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1」は、そんな高圧洗浄機あるあるお悩みを解決してくれる。
特長は3つ。➀バッテリー内蔵コードレスである ②小型軽量である ③バケツからのホース給水のほか、ペットボトル給水もでき水栓不要あること。
付属の給水ホース、長さは5メートル。ベランダなど近距離使用なら、風呂の残り湯を活用してもいいね。
グリップ部をたためるので収納もコンパクト。むろん先端のノズルは着脱式だ。
こちらの小さなボトルは洗浄液を散布するのに便利。油汚れの多いクルマ、バイク、自転車はまずカーシャンプーを散布してから洗浄すると効果が上がる。
使用時間は水流ストロングで14分、ロングで30分と実用上充分。ペットボトルは2リットルを装着するとさすがに手ごたえがあるが、それでも本体と合計2.8㎏だから、ハンドリングの良さとバーターで考えれば納得だ。
今回は我が家の愛車にして、購入後4年間洗浄していない子乗せ電動アシスト自転車をキレイにする狙いだ。電動アシスト車なので、エレキ部分に直接放水しないよう充分注意しつつ、油汚れの黒ずみの目立つ足回りを中心に洗浄した。
使用手順は簡単。
充電済み本体にノズルを装着し、ホースかボトルを着けるだけ。ノズルからの噴出パターンは5種類から選べる。
これは驚きです! 油汚れ、黒ずみがきれいに落ちて、もともとの金属シルバー色が復活! これは嬉しい。今回は場所柄からペットボトルを使ったが、これだと何度か給水しに行く必要があったので、ボトルを数本用意しておくか、ホース給水を選びたい。ただ、ホースがつながっていない完全コードレスで使えるのは、ハンドリングがとてもいい。
大変きれいになりました。スパイサーありがとう!
今回テストした「スパイサー ポケッタブル高圧洗浄機SWU-1」は今年の7月に発売されて大好評を博した。この12月には販路限定モデルとしてマットホワイトの「スパイサーPHP-1」が登場。
基本仕様は同じだが、肩掛けタイプのウォーターバッグが付属となり、5リットルの水をコードレスで使えるようになった。価格はPHP-1が1万4960円で、SWU-1は1万2980円。
年末到来レッツ大掃除! 家の内外はもちろん、車もバイクも自転車も一気にスパイサーしちゃおうぜ!
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