モノ・マガジンTV】monoアーカイブス 第18回:江戸でブームに! 看板の力

看板は商品を売るためのツール。売り物が何んであるのかを伝えてどこで入手できるのかを示している。

看板の歴史は日本では、平城京、平安京の時代にさかのぼるとされる。人が集まり「市」が開かれ、目印を掲げたのが始まりという。

「看板」の名前が使われるようになったのは安土桃山時代後期。それ以前は「鑑板」や「簡板」と書いた時代もある。いずれにしても「板」の一字が入っている。『守貞漫稿』(嘉永6年)によれば「看板とは、板を用ふを本とするなり」とある。

英語では「サイン」、中国語では「招牌」と呼ぶ。言葉は違ってもその役割は、人の注意を呼び起こして注目させるところにある。

看板の板はいわば媒体であり、そこに文字を入れる。文字に絵を付けて、意味を補強することも行なわれるようになる。文字が読めない人に向けて実物を象った絵を用いるようになると、デザインは進化し、象徴にまでいたる。

では、動画でお楽しみください!

mono Archives[モノ アーカイブス]とは

アーカイブスは記録をため込んでおく場所。そのくらいに考えていたのだけれどそうではなかった。古くさいイメージがあったのだれど、それもちがっていた。高尚で、縁遠いなどと、いくつもの思い込みを片づけてモノ目線で見たアーカイブスはナイスだった。モノそのものがアーカイブスだとわかったからだ。これほど面白い入れ物はないというワケで、これより動画版 mono archives[モノ アーカイブス]始動!

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