「ゴジラルーム清水のGGタイムズ」第2回:年末年始は「ゴジラ食器」と「ゴジめし」!

こんにちは!東宝・ゴジラルームの清水俊文です。

ゴジラルームが続々と開発している新商品や、発売されている中からイチ押し商品の紹介をさせていただくこの連載、第2回目をお届けします。

文/清水俊文

ゴジラグッズを集めている皆さんは、どのようなジャンルの商品を購入していますか?通常ですと、立体フィギュアが中心なのではないかと思います。かくいう私も自宅に歴代のゴジラがずらっと並んでいます。

ですが、ゴジラルームが送り出すグッズは、フィギュアだけではありません!今回は、生活を楽しくする食器を紹介させていただきたいと思います。

特撮作品で「食器」というと、お弁当箱や水筒などのお子様向けの物をイメージされると思いますが、今回ご紹介するのは「大人向け」の食器です。

さあ、行ってみましょう!

今月発売する新商品は、「湯呑」「徳利」「御猪口」「豆皿」です!

和食器なので、日本風なデザインとなっています。

ゴジラは生まれて70年、様々な年代のファンがいますので、このような大人がお酒を酌み交わしながら使うような食器があっても良いと思いませんか?

第1作を10才でご覧になった方は、80才の大ベテランになっていますからね!

また、こういった和風なアイテムは、海外からの観光客に非常に人気なんです。ちょっとしたお土産にも非常に良いと思います!

さて、商品の紹介をさせていただきますと、

ゴジラ湯呑A

ゴジラ湯呑B

湯呑は、2種類の絵柄を用意させていただきました。どちらも「ザ・日本」!というデザインです。

ゴジラ徳利A

ゴジラ徳利B

こちらも2種類の絵柄となっています。それぞれ、どのゴジラをイメージしているか分かりますか?

ゴジラ御猪口A

ゴジラ御猪口B

ゴジラ御猪口C

ゴジラ御猪口D

ゴジラ御猪口E

ゴジラ御猪口F

御猪口は日本の風景とゴジラを3種、ゴジラのアップを3種の合計6種類ラインナップさせていただきました!

ゴジラ豆皿A

ゴジラ豆皿B

ゴジラ豆皿C

飾っても楽しい豆皿は、日本の風景とゴジラの絵柄3種類を用意しました。

A柄とB柄は、徳利と御猪口2個の箱入りセットもあります。

ゴジラ徳利・御猪口セットA

ゴジラ徳利・御猪口セットB

また、豆皿も3種の絵柄のセットを用意させていただきました。

ゴジラ豆皿セットA

フィギュアから家庭用品まで、周りの品をゴジラで埋め尽くしましょう!

そして、今回は大好評発売中のゴジラグッズをもう一つ紹介させてください。

どんぶりと、リアルなゴジラの上半身のフタがセットになった商品、「ゴジめし」シリーズです!

ゴジめしゴジラ(1954)

ゴジめしゴジラ(1995)

ゴジめしゴジラ(2023)

通常、どんぶりのフタにはこのような立体物は不要ですが、我慢できなくて乗せてしまいました!

しかも、1954年の初代ゴジラ、1995年の『ゴジラVSデストロイア』登場のバーニングゴジラ、2023年の最新作『ゴジラ-1.0』のゴジラの3種類がラインナップ!昭和、平成、令和を代表するゴジラをセレクトさせていただきました。

上半身のみにしたことで、立体物としてのボリューム感は相当なものです。

さらに、この上半身フタは付属のどんぶり以外にも、カップラーメンなどのフタとしても利用可能!

下の白いカップは、一般的なカップラーメンの大きさです。

また、公式の仕様ではありませんが、1995と2023のゴジラは口に割り箸を加えさせることが可能!ゴジラと一緒に、ラーメンが出来るまでの3分間を楽しみながらお待ちいただくことができます。

カップラーメンのフタとしては、某宇宙竜がグルグル巻いて円盤の形になったソフビが話題になっていますが、このゴジラたちもそれに続いて定番のフタとなってくれることを願うばかりです。

ここからは全くの公式な仕様ではないのですが、せっかくの上半身モデル、フタを青く塗ったり、青い海の台座を用意して、「海ゴジラ」にして楽しむこともできると思います!

そして、どなたか下半身をスクラッチして全身モデルを作ってくれる猛者は現れないでしょうか!?

「海ゴジラ」で思い出すのは、大プールでの撮影です。

自分がスタッフをしていた頃のゴジラ映画は毎年夏に撮影されていたのですが、炎天下のプール撮影はめちゃくちゃ暑い日々でした。皆、真っ黒に日焼けしながら撮影を続けました。

プールの水は入れ替えると莫大な水道料がかかるため、一度入れたらその水を使い続けます。だんだん緑に濁ってきて、青い塗料を入れて海の色にしていました。さらにヤゴの抜け殻が超大量にプールの縁についていて、イヤな気分になったのを覚えています。

波起こし機と巨大扇風機で大波を表現し、細かい波はプールの中でスタッフが材木を揺らしながら作り出します。アナログですが、今思い返してもダイナミックな撮影でした!

時代が変わって、このような撮影は行われなくなり、大プールは2004年の『ゴジラ FINAL WARS』を最後に取り壊されました。老朽化で水漏れが激しく、修理が不能だったのも理由のひとつです。

撮影所の名所でもあった広大なプール、今では歴史の中にしかありませんが、今後もこの思い出を大切にしていきたいと思います。

話がそれましたが、最後に「ゴジめし」のご注意です。

※電子レンジや食洗機はご利用いただけません、洗う場合は優しく手洗いをしてください
※カップラーメンのフタとしてご利用になる場合は重みで倒れないよう十分に注意してください
※割り箸を咥えられるのは1995と2023のみです、塗装がはげないように優しく咥えさせてあげてください。

【商品情報】

ゴジラ湯呑A、B(2種)【12月4日発売予定】
陶器製
サイズ:Φ70×H100mm
価格:各¥1,650(税込)

ゴジラ徳利A、B(2種)【12月4日発売予定】
陶器製
サイズ:Φ50×130mm
価格:各¥1,650(税込)

ゴジラ御猪口A~F(6種)【12月4日発売予定】
陶器製
サイズ:Φ50×H45mm
価格:各¥990(税込)

ゴジラ豆皿A~C(3種)【12月4日発売予定】
陶器製
サイズ:Φ90mm
価格:各¥1,100(税込)

ゴジラ徳利・御猪口セットA、B(2種)【12月4日発売予定】
陶器製
サイズ:徳利Φ50×130mm、御猪口Φ50×H45mm
価格:¥3,850(税込)
徳利1個・御猪口2個のセット

ゴジラ豆皿セットA【12月4日発売予定】
陶器製
サイズ:各Φ90mm
価格:¥3,300(税込)
豆皿3枚セット

ゴジめし【大好評発売中!】
ゴジラ(1954)、ゴジラ(1995)、ゴジラ(2023)の3種
フィギュア部:PVC 台座:ABS どんぶり:ABS+PET
サイズ:ボウル:φ120×H60mm
フィギュア部:H95×W100×D150mm以内
価格:各¥3,850(税込)

ゴジラ・ストア

ゴジラグッズの主な取扱店舗

ゴジメシgallery

【1954年の初代ゴジラ】

【1995年の『ゴジラVSデストロイア』登場のバーニングゴジラ】

【2023年の最新作『ゴジラ-1.0』のゴジラ】

プロフィール
清水俊文(しみず・としふみ)
1968年生まれ。1993年に東宝に入社し『モスラ』シリーズ(1996~98年)で製作係、『ゴジラ2000 ミレニアム』(99年)から『ゴジラ FINAL WARS』(04年)で助監督。その後、「東京現像所」で1作目の『ゴジラ』(54年)や『キングコング対ゴジラ』(62年)など東宝特撮映画、黒澤明監督作品他「4Kデジタルリマスター版」の製作を担当。現在は東宝本社の「ゴジラルーム」でゴジラグッズの開発の日々。「ゴジラ(東宝特撮)チャンネル」のコンテンツ「#ゴジ活はじめました」では「ゴジラソムリエ」として出演中。

【次回予告!】

新連載爆誕!「ゴジラルーム清水のGG(ゴジラグッズ)タイムズ」は、毎月2日に更新するんですが、次回は2025年1月1日(水)の元旦にアップ! 清水さん入魂の最新ゴジラグッズがまたまた登場!どうぞお楽しみに!

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