今回紹介するおみやげは、“天然のいけす”と称される富山県から。富山湾は水産資源が豊富にあり、日本海に分布される約800種のうち約500種の魚介類が生息している水産物の宝庫だ。そんな海の幸を手軽に持ち帰れるようにと発売されたのが『寿司そっくす』。持ち帰る時も保冷剤は必要なし、旅先ですぐ役立つから自分用にも欲しくなる。
インバウンド向けに開発されたが日本人にもウケている
「皿に乗ったにぎり寿司、おいしそうだな〜!」と、うっかり手を伸ばしてしまいそうなほどリアルな『寿司そっくす』。これは、創業68年で国内10%のシェアをもつ富山の靴下メーカー助野株式会社によるものだ。
エビのしっぽまで忠実に再現している。
開いたら靴下の姿が登場!
『寿司そっくす』が発売されたのは2014年。海外からの観光客向けに考案され、これまでにない靴下を模索しているなか、畳み方をいろいろ試しているうちに現在の形を見つけたという。広報担当者に伺ったところ、「リアルなネタ表現とシャリ部分の大きさの調整が難しかった」と話している。畳んである姿も面白いが、履いてみたら個性的な柄でなかなかカッコイイ。実はこれすごいアイデア商品なんじゃないか。
フリーサイズ(目安は22〜28cm)だからどんな足にもフィットする。
たたんで丸めれば元通り。公式HPにたたみ方が公開されているぞ。
ネタの部分は、プリントではなく編み地のため洗濯しても剥がれや劣化がしにくく、かかと部分がないのでサイズを気にせず誰でも履けるというところもおみやげ向きだ。
●1番の人気は名物のますのすし、現在は全8種のネタが揃う
現在、『寿司そっくす』の商品のラインナップはまぐろ、エビ、タコ、いくら、玉子、巻き寿司、ますのすし、カリフォルニアロールの全8種。さらに全種類を盛り付けたすし桶4400円もある。
●1番の人気は富山名物のますのすしだ!
鮮やかなサーモンピンクと白いラインがPOPな、ますのすし。
ちなみに人気の次点はタコとエビなのだそう。ますのすしとは違い、すねの部分にワンポイントで柄が入っていてこれもまたよし。どれにしようか迷ったら、好きなネタで選ぼう。
なお、『寿司そっくす』は、助野株式会社のECサイトでも購入できるが、現地で購入するなら『イオンモール高岡』西館にある『T.OCUL』へ。ここでは富山・高岡地域の地場産業品が販売されているので、ほかにもいいおみやげが見つかるはずだ。飾っても履いてもいい富山みやげ、おひとついかが?
価格1足660円