レコードジャケットを飾る人がいる一方で、雑誌を飾っている人は少ない気がする。でも毎号飾りたくなる作品が誌面に載っていたら……ということで新連載がスタート。人気沸騰中の作家、橋爪悠也さんの作品を1年間掲載する。
写真/青木健格(WPP) モノ・マガジン編集部 文/モノ・マガジン編集部
簡単に取り外せるから
壁に飾って楽しもう
レコードやフィルムカメラが人気を集めているなか、雑誌の在り方を考え直し雑誌ならではの魅力を探りたい、そんな思いで考えたのがこの連載。センター見開きに掲載した作品を飾って楽しむというもの。作品を購入となると予算的に厳しくても雑誌価格なら。しかも月に2回発刊している『モノ・マガジン』なので、1ヶ月に2度新たな作品を飾ることができる。橋爪悠也さんのファンはもちろん、今後は特集に関連した作品も手がけてもらうので、ぜひお気に入りの特集を壁に飾って楽しんでほしい。雑誌の新たな魅力、再発見! 今後の作品をお楽しみに。
クリップやマスキングテープなどを用いて手軽に壁に飾って楽しもう。
橋爪悠也さん
1983年岡山県生まれ。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eyewater」シリーズで注目を集める。東京や岡山を中心に展覧会を重ね、現在、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開中。