前号よりスタートした連載が早速話題に。橋爪悠也さんを代表する作品「eyewater」シリーズがモノ・マガジンの誌面で登場だ。レコードジャケットを飾るように、作品を飾って欲しい。第2回目は、ラジオ特集にちなんだ1枚。
写真/青木健格(WPP) モノ・マガジン編集部 文/モノ・マガジン編集部
簡単に取り外せるから
壁に飾って楽しもう
前号より、センター見開き(雑誌のページ順でいうとちょうどど真ん中)に掲載している橋爪悠也さんの作品。印刷した用紙をふたつ折りにし、その中央部分を針金や糸で綴じる中綴じと呼ばれる製本のため、このセンター見開きのページは簡単に外すことが可能だ。しかも他のページより少し厚みのある紙を使っており丈夫。この特徴を活かしてスタートした連載である。
作品を購入するとなると予算的に厳しくても雑誌価格なら! しかも1ヶ月に2冊発刊している『モノ・マガジン』なので常に新しい作品を飾ることができる。上記の写真のように2枚、3枚とお好みの作品を飾るのも良いだろう。飾る用と保存用の2冊買うのもおすすめしたい。
今号はラジオ特集にちなみ、ラジオDJの作品に。なんともいえない表情がたまらない。さあどこに飾ろうかな。
クリップや画鋲のほか、マスキングテープや両面テープなら、壁に穴を開けることなく作品を飾ることが可能だ。壁にアートや写真を飾ることが苦手なヒトも気負いなくチャレンジして欲しい。部屋がぐっと華やぐこと間違いなし。
橋爪悠也さん
1983年岡山県生まれ。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eyewater」シリーズで注目を集める。東京や岡山を中心に展覧会を重ね、現在、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開中。