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テーブルに置かれたかわいい姿に思わずひと目惚れしてしまったのが、コルグのポータブル・レコードプレーヤー『handytraxx tube』。
ラジカセのように手軽に持ち運びでき、ほぼA3サイズで、重さは約3㎏(電池除く)。ステレオ・スピーカー、フォノ・イコライザーが内蔵されており、しかもカートリッジがヘッド・シェルにあらかじめ取り付けられているので、レコード再生がこれ一台で実現できてしまう。優れた回転精度のアルミ・ダイキャスト製のプラッター、カウンター・ウェイトを搭載したトーン・アームを採用。さらに手元で自分好みの音に調整できるトーン・コントロールも搭載されているというから至れりつくせり。
なかでもコルグがこだわったのが次世代真空管「Nutube」を使用したフォノ・イコライザー。心地よい倍音が真空管ならではの温かみに加えて、臨場感たっぷりにレコード本来の音を引き出してくれる。
音と品質に限界までこだわったコルグのレコードプレーヤー、発売が待たれるところだ。
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コルグ
handytraxx tube
価格11万円 発売日は近日公開
ベルト・ドライブ方式(デジタル回転補正機能搭載)。JICO製MM カートリッジ「J44A 7」が付属。サイズ:横370×奥行280×高さ118㎜(カバー装着時)。質量:2.8㎏
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USBケーブルでレコード音源をPCに録音可能。フォノ出力端子、ヘッドホン端子も装備しており、自分好みで楽しめる。
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LPレコードのプレイ時はこんな感じ。電池駆動は約11時間。収納に便利な専用ダスト・カバーが付属する。
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handytraxx 1bit
価格14万3000円 発売日近日公開
上位モデルである『handytraxx 1bit』は、コルグのハイレゾ音楽ソフト、Audio Gate 4が付属。レコードの音をハイレゾ5.6MHz、1bit(DSD)データとしてPC上に記録することができる。