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1862年創業、スイス発祥のアウトドアブランド・マムート。本格的なアウトドアシーズンを前にマムートのベストセラーバックパックが、さらに使いやすさを見直してアップデートされた。どこが改善されたのか! 生まれ変わった「デュカン スパイン 28-35」(Ducan Spine 28-35)をモノ・マガジンが徹底解剖!
これが新モデル「デュカン スパイン 28-35」だ!

160年以上の歴史と伝統を誇るマムートは、スイスでの過酷な山岳経験で培った機能性とデザインに定評がある世界屈指のアウトドアブランド。ウエア、シューズ、バックパックといずれも抜群のユーザビリティを実現しているが、なかでもディテールへのギミック的なアプローチがユニークなのがバックパックだ。
その筆頭が中核モデルの「デュカン スパイン」。背負いやすさと動きやすさ、荷物の取り出しやすさに秀でた日帰り登山・ハイキングから軽装備の泊まりがけハイキングまでに対応したオールラウンダーだが、とにかく背負い心地いい。重みを感じず疲れ知らずで長距離歩けるのだ。その理由は、「デュカン スパイン」の背面に搭載された特許技術「アクティブ・スパイン・テクノロジー」採用のサスペンションシステムにある。

金属製の背面フレームに背中部、腰部それぞれを支える肉厚パッドが独立してレイアウト。カラダの動きに合わせて、各パッドが上下左右に可動することでカラダに追随する仕組みになっている。この軽快なパッドの動きは感動モノだがその結果、理想的な荷重分散を実現。さらに、背面フレームがカラダとバックパックの間に隙間をつくり出すことで通気性を高め、不快な背負い蒸れも軽減させている。
どこがアップデートした?
さらに使いやすくなった「デュカン スパイン 28-35」
「デュカン スパイン」の特異なキャラを知ったうえで、3月5日にリリースされた第3世代の新モデル「デュカン スパイン 28-35」で大きくアップデートされたディテールを見ていこう。
■背中の自然な動きにフィットする「アクティブ・スパイン・テクノロジー 3.0」

まずはver.3.0にアップデートされた「アクティブ・スパイン・テクノロジー」。一体型の金属製背面フレームによる最適な荷重分散と通気性はそのままに「アクティブ・スパイン・テクノロジー 3.0」では背中部、腰部それぞれの肉厚パッドの位置がS、M、Lの3段階で調節可能に。より背中の自然な動きにフィットするように仕上がっているが、これもマムートが長年にわたってアルプスとアスリートと向き合いがながら追求した究極の運動性能のひとつだ。前モデルではレギュラーのほかレディースモデルもラインナップしていたが、第3世代では同一モデルでパーソナル・フィッティングに対応している。
■フロントには出し入れしやすい大きなメッシュポケット

続いては、バックパックのフロントに新搭載された大きなメッシュポケット。アウターやグローブ、シュラフ、テントなどシーンに応じてサッと取り出したいウエア・ギアを収納するのにちょうどいい。雨やアクティビティで濡れたウエアなど、バックパックの中に入れたくないモノの一時的な収納スペースとしても最適だ。メッシュがほどよく伸びるので、意外なほど荷物を入れることができる。
■底面のUの字ファスナー

バックパック底部にはU字ファスナーを追加。瞬時にメインコンパートメントにアクセスすることができる。荷室の底部に入れたギアの取り出しも感動的なくらいスムーズだ。バックパック全体をゴソゴソしなくて済む。アウトドアを愉しむ人にできるだけ負荷をかけたくないというマムートの優しさの表れだ。
■腰ベルトにスマホポケット

腰ベルトについたスマホポケットもマムートらしい気の利いたディテール。縦長のスマホをそのままの状態で収納できるスグレモノで、腰にスマホをぶら下げるような感覚だろうか。出し入れもスムーズで、ポケットを使用しないときは畳んでおけるところも◎だ。
■ドローコードがついてボトルが落ちにくくなったボトルポケット

両サイドのボトルポケットにはドローコードをプラス。しっかり締めることで、ウォーターボトルが落ちにくくなるのはもちろん、コンパクトな折り畳み傘などを収納するのにも便利だ。
■底面にはレインカバー収納

バックパック本体底部にレインカバーを収納。取り外し可能な一体型で、ハイキング中の急な雨でも安心して荷物を護れる。レインカバーのカラーは安全性の象徴でもあるセイフティオレンジ。
■ロールアップでバックパックの容量を調節可能(28-35L)

本体トップをロールアップすることで、荷物容量を35Lまで増量可能。トップがジッパーでしっかりクローズできるのも◎。見た目以上に荷物がたっぷり入るので、1泊登山も十分イケるぞ!
■背面サイドにポケット

ポケットはいくつあっても便利なものだが、意外と重宝するのがサイドポケット。ちょっとした小物などの収納に便利で、バックパックの整理収納の達人になれる。
「全米スポーツトレーナー資格NASM」を持つアウトドア系モデルの山下晃和さんが実際に山に登って使い心地をレビュー!

今回はじめてマムートの「アクティブ・スパイン・テクノロジー 3.0」を搭載したバックパックを背負って登山しましたが、人間の胸椎は、歩行すると回旋するので、その動きに対してバックパックが追従し、驚愕するほど歩きやすかったです。とくに、僕みたいに身長が高いと、荷物が地面から離れるため分かりやすいと思います。宿泊するための衣類や身支度品で重くなっても、マスの集中化によって左右のバランスが取りやすく、そのおかげで長い距離を歩いても疲れ知らず。

UL系のハイカーにも人気の雨蓋なしのロールトップタイプはデザイン的にも洗練されています。大型のメッシュポケットには、ジャケットや大きなボトルも入るので心強かったですし、内部へ簡単にアクセスできる大型フロントジッパーも便利。他にもウエストベルトにはガジェット類を入れられるコンパートメントがあったり、レインカバーが底部に収納できたり、機能性も全部盛りといった感じでした!
●山下晃和さんプロフィール

ファッションモデルとして活躍する傍ら、自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩きなど、幅広い趣味をもつ。雑誌やウェブでの連載も数多い。
モノ・マガジンの結論
パッド位置の調整でよりカラダの動きにフィットする「アクティブ・スパイン・テクノロジー 3.0」を搭載した「デュカン スパイン 28-35」は、使用感において前モデルからの大幅のアップデートとみていい。重量は約200gほど増えて約1600gになったが、背負っていてまったく重みを感じないのは特筆すべきだろう。実に重量バランスがしっくりとくるのだ。これも理想的な荷重分散システムの賜物だろう。そのほか、ギミック満載の充実したポケットなど、ユーザーの使い勝手にとことんこだわり尽くした「デュカン スパイン 28-35」はハイキングや日帰り登山用バックパックの最適解と断言できる。
「デュカン スパイン 28-35」ラインナップ

デュカン スパイン 28-35(容量28L〜35L)
価格3万7400円
サイズW約330×H約610×D約260mm・重量1600g
ブラック、サファイア・ブラック、シルバーセージ・ブラック、マーシュ・ブラックの4カラー
『Ducan Spine』を試してみたいと思ったらSHOPへGO≫
*商品の取り扱い・在庫については各ショップにお問い合わせください。
アーバンタイプのデイパックもマムートにおまかせ!
スイスの過酷な山々で鍛えられた最新技術を次々と投入しているマムート。そんなマムートのDNAが息づいたデイリーユースのバックパックがあるので、普段使いに活用しない手はない、ということでご紹介。断っておくが、単なるアーバンタイプ&普段使い用のバックパックではないぞ!
■「セオン トランスポーター 25」

スマートなボックス型デザインの「セオン トランスポーター 25」はビジネスに最強のバックパック。ラップトップやタブレット、書類スペースを設けたワーキングコンパートメントに、アウトドアギアの収納に便利なクライミングコンパートメントと、荷室が完全独立二分割されている。仕事をサクッと済ませ、あとは存分にアウトドアを楽しむ、なんて使い方にも理想的。クライミングコンパートメントにはシューズも収納できる(しかも、ファスナー付き!)ので、仕事終わりのジム通いにも便利だ。トップのジッパーコンパートメントは貴重品入れに活用できるようフックによる簡易ロック付きで安心。ジャケットなども余裕で収納できるので、出張などでも大活躍必至だ。
Details

一見コンパクトにみえるが、A4サイズ書類をはじめ、16インチまでのラップトップ、タブレットを収納できるパット入りスペース(しかも撥水性アリ!)などワークコンパートメントにはデジタルガジェットを整理収納できる。

クライミングコンパートメントにはシャツ、ジャケット、さらにシューズまですっぽり収納できる。こんなバックパックが欲しかった! 大型ジッパーで荷室をガバッとフルオープンできるのも使い勝手がいい。

背面はEVAパッドを用い快適な背負い心地に。トローリーループで、キャリーケースへスマートに合体できる。

セオン トランスポーター 25
価格2万4200円
サイズW約305×H約467×D約145mm・重量990g
■「エクセロン 20」

こちらは一見、カジュアルなデイパックだが、ディテールにマムートらしさが満載だ。耐久性の高いバリスティックナイロン製の外装には、あると何かと便利なミニカラビナ。インナーライニングには山柄をイメージしたプリントが施され、背面にはマムートの創業年である「1862」のエンボス加工も。荷室には整理用コンパートメントとラップトップコンパートメントを内蔵し、16インチまでのノートPCの収納に対応。普段使いで確実に重宝するデイパックだ。
Details

背面にレイアウトされたエンボス加工の「1862」。マムートの長い歴史と伝統を感じることができる。背面長がコンパクトで小柄な人でも背負いやすい。

トップコンパートメントのインナーライニングに施された山柄のプリント。さりげないデザインもマムートの真骨頂だ。

外装は耐久性の高いバリスティックナイロン地を採用。デイリーユースで気兼ねなくガンガン使い倒せる。ブランドアイコン・マンモスの佇まいにも好感だ。

エクセロン 20
価格1万6500円
サイズ:W約300×H約450×D約100mm・重量600g
アウトドア好きなら知っておきたい! マムートってどんなアウトドアブランド? |
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日本では坂本龍馬が活躍していた幕末の頃、マムートはスイスで1862年に創業。ロープづくりからスタートし、素材への徹底的なこだわりが生み出す機能性を最重視するのがマムートのモノづくりだ。その後160年以上にわたり、その代名詞ともいえる安全性と数々のイノベーションを実現。創業以来、受け継がれるポリシーを貫き、登山での命の安全を護るギアとしての確かなウェア、シューズ、バックパックなどを展開。高品質かつ快適な体験を提供し、世界をリードするアウトドアブランドとして君臨している。 |
写真/熊谷義久 文/下川冬樹 スタイリング/近澤一雅