
納期:パターンオーダー6週間~
素材:帯生地とレザー(子穴補強部分)で、ライニング素材にカーフを使用。

時計のベルトを変えると雰囲気は大きく変わる。私もこちらの仏ブランド、ジャン・ルソーでオーダーしたものを愛用中だが、定期的にベルトを変えて楽しんでいる。汗などにより劣化するので買い替えはマストだが、なんといってもファッションとして楽しむ要素が大きい。
今回ここで紹介するのはジャン・ルソーが1776年創業の京都の老舗織元、澤屋重兵衛とコラボレーションした時計ベルトだ。澤屋重兵衛の帯裂は、400以上の柄と1000色の地色をもつ古代錦や狩鞍更紗など。帯作品を製作する過程で発生する余剰部分を素材に使用し、帯の生地に合わせてクラシカルなテイストに仕上げた。ステッチがなく、ベルトの素材を断裁せずに裏側に巻き込んだクラシカルなスタイルで、小穴はレザーのアップリケで補強。
ドレッシーなスタイリのヴィンテージウオッチに合いそうだ。ぜひあなたもベルトの付け替えを楽しんでほしい。





ジャン・ルソーのオーダーメイドとは
ベルトの色や素材を選んだり手首の太さにサイズを合わせたり、またベルトを手縫いで仕上げるなど……。そんな要望を職人が専門技術を駆使しオーダーメイドで仕立ててくれる。

問 アトリエ ジャン・ルソー ☎03-6280-6721