クラシックカメラの聖地に銘品が集結「第5回上野クラシックカメラ博」を見逃すな!

昨今ますます注目を集めているのがフィルムカメラの楽しみ。新作がデジタルカメラになって久しいうえに、大手メーカーのフィルム生産減など、フィルムカメラ愛好家にとって厳しいニュースが報じられるが、それを押し返すようにフィルムカメラの勢いが増している。


SNSの影響もあり、現代はこれまでの歴史のなかで最もシャッターが切られている時代と言えるだろう。特に若い世代では「目に見えるもの」を忠実に再現することに加え、様々なフィルター効果やアプリの力を借りて「感じた」光景を表現することも当たり前になっている。


大手フィルムメーカーが減速するなかで世界中に点在していたマイナーブランドのフィルムが店頭に並ぶようになった。色かぶりや低コントラストなど、フィルムとして「欠点」だった側面がかえって評価されている。デジタルネイティブの世代はその面白さに気づいたようだ。


現在手に入るフィルムカメラは限られているが、フィルムカメラの歴史は非常に長い。長い歴史のなかで作り出された膨大なクラシックカメラ。大ヒットした名作モデルや特殊な珍品、マニア垂涎の希少品まで、あらゆるモデルがクラシックカメラとして現在も愛好されている。


今回で5回目となる「上野クラシックカメラ博」。今年は5月8日(木)から14日(水)までの7日間。会場は松坂屋上野店6階催事場。これまで11月に開催された上野クラシックカメラ博だが今回から会場が拡大され、赤城耕一氏トークショー、中澤 哲也氏写真展も予定されている。土日には「日本一」とも称されるジャンクセールも開催される。もちろん、会場には全国からクラシックカメラ専門店が集結。各店が独自のネットワークでこの日のために集めたオススメのカメラ、レンズが一堂に会する。


あの頃欲しかった名品を探すもよし、手軽に遊べる実用モデルで遊ぶもよし、手に入れたカメラを提げて公園を散策するもなおよし。今回も上野クラシックカメラ博をお見逃しなく!


第5回 上野クラシックカメラ博
会期 2025年5月8日(木)~14日(水)10時~18時30分(最終日は16時閉場)
場所 松坂屋上野店6階 催事場


【参加予定店】※順不同
愛好堂カメラ(愛知)カメラのアート(広島)大塚商会(愛知)カメラのゴゴー商会(福岡)カメラのハヤシ商事(東京)スズキカメラ商会(東京)セキ写真(埼玉)日東商事(栃木)カメラのヤマゲン(大阪)ワカイカメラ(群馬)蔵CURA(東京)焦点工房(愛知)スキヤカメラ(東京)矢倉カメラ商会(大阪)ペンギンカメラ(神奈川)ジェイダブリュー(東京)

【主催】
写真機商振興会

【後援】
ワールドフォトプレス

【お問い合わせ】
写真機商振興会 http://www.camera.jp/

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