誌面のセンター見開き(P.62〜63)の橋爪悠也さんの作品を飾ろう:第3回

蝶ネクタイが発明家を想像させる、今号の作品。今回3回目となるセンター見開きの連載だが、すでに丁寧に毎号切り取り保存してくれている読者も多いという。ぜひあなたも気軽に楽しんでほしい。

写真/青木健格(WPP) 文/モノ・マガジン編集部

今回は表紙にもお目見え

 3回目を迎えるこちらの連載。我が家では、1回目のmonoのロゴを抱えた作品と新しい作品を飾って部屋で楽しんでいる。2週間置きに一新されるので、作品ひとつでこんなにも部屋の雰囲気が変わるのかと驚いている。また壁の色や素材によっても見え方は変わってくるからおもしろい。

 壁にアートなどを飾ったことがないから何をどう飾ればよいかわからない、なんて声もよく聞く。日本は比較的壁の使い方が下手な気もする。きっとそれは難しく考えすぎているから。好きな絵や好きな言葉、好きな写真など、気負わずにぜひトライを。この橋爪悠也さんの作品から壁を飾る楽しみを知ってほしい。

 今号の1枚はどこに飾ろうかな。お気に入りのデニムと一緒にクローゼット近くも良さそうだ。

雑誌の誌面から外すときには、2箇所あるホッチキスの芯をしっかり立ててから外すと美しく外すことができる。

橋爪悠也さん
1983年岡山県生まれ。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eyewater」シリーズで注目を集める。東京や岡山を中心に展覧会を重ね、現在、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開中。

今回のイラストは、こちらの号に掲載してます!

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