モノマガ世代よ、みうらじゅんさんの最新刊『アウト老のすすめ』で “はみ出し老人” になるべし!

モノ・マガジン本誌で好評連載(モノマガ史上最長)をしている、みうらじゅんさんの新刊本『アウト老のすすめ』(文藝春秋刊)がついに発売!

本書は、週刊文春の人気連載を書籍化したもので、大人げないまま新型高齢者となったみうらじゅんさんの珍妙な日常や妄想、愛のメモリーなど95本のエッセイを収録したエッセイ集だ。

その発売を記念し、ハイタッチ&お渡し会が新宿・紀伊國屋書店で行われ、マスコミを集めた囲み取材が行われた。

開口一番「謝罪会見じゃないよね?」とボケるみうらさんに一同爆笑。アウト老とは「はみ出し老人」のことだという。

実物、Tシャツ、本、ポスターと4種類の“アウト老”がそろった稀有な写真。本の表紙でみうらさんが持っている「コブラの杖」はインドで買ったモノだという。

「還暦を迎えて自分の身体に“老いるショック”を感じたんです。でも考えてもしょうがないし、“しょうがない”ことには、“しょうもない”ことをぶつけるのが一番いいなと。そこで“老けづくり”を思いつきました」とみうらさん。この“老けづくり”の先にあるのが“アウト老”なのだ。

本書では、おさるのジョージがどんな騒動を起こしても怒らない“黄色い帽子のおじさん”を見習おうとする「ありがたき無怒菩薩」、二十歳になったレッサーパンダの風太くんに約20年ぶりに会いに行く「真夏の再訪」、トム・クルーズと彼の母との会話を妄想する「オカンとトムと、時々、バイク」、突然届いた“叶美香と申します”というメールにドギマギする「ファビュラスなメール」など、笑えて、たまにキュンとくるエッセイがたっぷりと楽しめる。

モノマガ世代は、みうらさんの“アウト老”な生き方を参考にすべし!

『アウト老のすすめ』(文藝春秋刊)価格1540円。

※4月26日(土)~5月18日(日)
渋谷の書店SPBS本店にて
『アウト老のすすめ』発売記念 みうらじゅんフェア feat.モコゾウ」開催予定。

※4月29日(火・祝)13時00分~
阿佐ヶ谷ロフトAにて酒井順子さんとコラボイベント
昭和100年の昭和の日に「老いるショック」を語ろう』開催
(会場前売り券即完、配信あり)

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