40周年とひと言で言っても、とても長い年月ですよね。ファミリーマートの40年の歴史の中には「am/pm」や「サークル K」、「サンクス」といった、懐かしい名前も忘れてはなりませんよね。今回の復活アイテムには、「am/pm」、「サークル K」、「サンクス」の商品も含まれています。
復活祭で販売されるのは全10商品。一番古い商品は、1987年、ファミリーマートから発売された「ビックリチキンカツ弁当」(450円)。1987年って34年前ですよ。まだ、生まれていなかったという人もいますよね。この「ビックリチキンカツ弁当」はご飯の上に大きなチキンカツと炒り卵がのったシンプルでインパクト大な内容。当時は、今のような“ヘルシー”さは求められていなかったようですね。とにかくガッツリ食べられて、おなかがいっぱいになるお弁当は、今は逆に斬新かもしれません。
同じく弁当のジャンルでは、「びっくりのり弁」(530円)も。こちらは、「サークル K」、「サンクス」で2007年から販売されていた人気弁当。白身フライ、コロッケ、鶏唐揚、ちくわ磯辺天とご飯の上で揚げ物祭り。さらにハンバーグなど詰め込んだ夢の共演で、懐かしさとともに胃袋が鳴りまくります。このボリューム、この内容。そうそう、コンビニ弁当ってこうだった……感慨深いですね。
ガッツリ系だけでなく、ちょっとシャレたものも。それが、1995年に「am/pm」から発売された「パリジャンサンド(ハム&チーズ)」(298円)。今でこそ、普通にコンビニにも並んでいる“フランスパン”ですが、26年前はまだまだレアだったと推測されます。「パリジャン」と呼ばれる太めのバゲット状のパンに、ボンレスハム、ゴーダチーズ、レタスをサンドし、マスタードマヨで味付け。カフェオレやロイヤルミルクティーと一緒におしゃれなモーニングにいかがでしょう。
最近だと思っていましたが、実は結構、昔だったと思ったのが、2010年にファミリーマートから発売された「手巻 具入りラー油」(128円)。そう、当時、大ブームを巻き起こした“食べるラー油”をおむすびに仕立てた人気商品。発売から6日間で200万個を売り上げたという脅威的な記録を樹立しました。ごま油の香ばしさや、ガーリック、オニオンの旨みと食感が絡み合ったファミリーマート特製のラー油がご飯と相性抜群です。
デザートも復活します。2007年に「am/pm」から発売された「フレッシュチーズめいっぱいJr.」(320円)は、「am/pm」で展開されていた「めいっぱい」シリーズの一品。レアチーズケーキの上に、フレッシュチーズムースを絞り、中に入れたラズベリーソースがアクセントになっています。
「サークル K」、「サンクス」で展開されていた「天使シリーズ」から、2010年に登場した「天使のチーズケーキ」(190円)も復活。窯炊きカスタードに口どけのいいチーズムースを重ねていて、同シリーズでも話題になった商品です。
ファミリーマートからは、2008年に発売開始の「Wクリームエクレア」(218円)。テレビ放映でも話題になった商品で、カスタードとホイップのWクリームという贅沢なエクレア。見た目にもインパクトがある人気スイーツです。
そして、ファミリーマートらしいアイテムを3つ。「メロンペストリーバター」(140円)は、バター風味のデニッシュ生地にバター風味のビスケットをかぶせ、グラニュー糖をのせてさっくりと焼き上げた“メロンパン” (沖縄県のファミリーマートでは仕様が異なります)。2002年に登場した商品で、現在の「ファミマ・ザ・メロンパン」につながっているとか、いないとか。
ファミリーマートの看板商品のひとつでもある「ファミチキ」の初のフレーバー商品として2016年に発売された「ファミチキ(甘辛味)」(198円)。5年前なので記憶に残っている人も多いかもしれません。ガーリック、生姜などの香辛料で味付けし、唐辛子・白胡椒の辛味をバランスよく組み合わせた甘辛味が人気を博しました。今回は肉の部位を「ドラム」から「サイ」に変え、よりジューシーになっています。
「プレミアムフランク」(190円)は2014年発売の商品。豚肉を72時間熟成させることで肉のうまみがアップし、スモークを効かせて香り高い仕上がりになっています。パリッとした食感で、噛みしめた瞬間に肉汁が溢れ出す、“プレミアム”な味わいが楽しめます。「ファミチキ(甘辛味)」と「プレミアムフランク」は数量限定なので、なくなり次第終了となります。
いかがですか? 覚えていた商品がある人も、ない人も、内容や、味、パッケージのロゴなどから、古き良き時代(?)を感じられるのではないでしょうか? 今だけの復活祭をぜひ満喫してください。
『懐かしの看板商品復活祭』公式サイト
https://www.family.co.jp/campaign/spot/2021_40th/iikoto/2108_hukkatusai.html